LVL

LVL（平行合板）とは、複数の木材の薄い層を接着剤で平行に接着した木材製品です。この製品は、木材の層を重ね合わせることで、通常の木材よりも優れた強度と安定性を実現しています。主に建築や家具製作に使用され、その強度と安定性から広く利用されています。例えば、建築分野では、梁や柱などの構造材として使用されることが多く、家具製作では、耐久性のあるテーブルや椅子などに利用されています。また、その加工のしやすさから、さまざまな形状やサイズにカスタマイズすることが可能です。

平行合板とクロス合板の違い

平行合板とクロス合板の違いについて詳しく説明します。平行合板は、木材の繊維が平行に配置された層を持つのに対し、クロス合板は、各層の繊維が交差するように配置されています。この違いにより、平行合板は特定の方向に強度がありますが、クロス合板は全方向に均等な強度を持ちます。用途によって適した合板が異なり、建築や家具製作において重要な役割を果たします。

建具における平行合板

主に扉や枠の主要構造体である芯材として、使用されます。

強度を要する部位に使用され、ビス止めの場合、引き抜き強度が高いので、金具取付部位に使用されます。

建具芯材の　LVL　厚さ30mm 幅　使用部位により指定　長さ　2400,2700